「数学Ⅰ|数と式|数学Ⅱ|式と証明」の公式まとめです。
(下の方に練習問題があります。)
●展開・因数分解
a3+b3=(a+b)3-3ab(a+b)
a3-b3=(a-b)3+3ab(a-b)
(a+b)3=a3+3a2b+3ab2+b3
(a-b)3=a3-3a2b+3ab2-b3
(a+b+c)2=a2+b2+c2+2ab+2bc+2ca
●絶対値
X≧0 のとき |X|=X
X<0のとき |X|=-X
|X|>A ⇔ X<-A,A<X
|X|<A ⇔ -A<X<A
●無理数
a≧0 のとき √a2=a
a<0 のとき √a2=-a
●2重根号
●ド・モルガンの法則
●命題の真偽
「pならばq」 が正しい ⇔ 真
「pならばq」 が正しくない ⇔ 偽
●必要条件・十分条件
p⇒q 真,q⇒p 真 :pはqの「必要十分条件」
p⇒q 真,q⇒p 偽 :pはqの「十分条件」
p⇒q 偽,q⇒p 真 :pはqの「必要条件」
p⇒q 偽,q⇒p 偽 :pはqの「必要条件でも、十分条件でもない」
確認できたところで、問題を解いてみましょう。
【問題】
次の式を展開せよ。
(4x-3y)3
【考え方】
(a-b)3=a3-3a2b+3ab2-b3
【解答】
(4x-3y)3
=(4x)3+3・(4x)2・(-3y)+3・(4x)・(-3y)2+(-3y)3
=64x3-144x2y+108xy2-27y3
【問題】
次の式の2重根号をはずして簡単にせよ。
【考え方】
【解答】
=√3-√2
【問題】
xy(y-1)=0 であることは x=y(y-1)=0 であるための 〇〇である。
〇〇に当てはまる語句を求めよ。
【解答】
xy(y-1)=0 ⇔ x=0 または y=0 または y=1
x=y(y-1)=0 ⇔ x=0 かつ (y=0 または y=1)
よって
xy(y-1)=0 ならばx=y(y-1)=0 は偽 (反例:x=1,y=0)
x=y(y-1)=0 ならば xy(y-1)=0 は真
したがって
xy(y-1)=0 であることは x=y(y-1)=0 であるための 必要条件ではあるが、十分条件ではない。
By スタッフ01