ここでは「定義域に文字を含む2次関数の最大値・最小値」について説明します。
「y=x2-4x+3(a≦x≦a+1)」
↑こんなやつです。
1.グラフをかく。
「定義域に文字を含む2次関数の最大値・最小値」では式が決まっているため、
式を平方完成して「軸」を求め、グラフを描くことで視覚的に理解しやすくなります。
2.定義域の中央を確認する。
「軸」と「定義域/定義域の中央」との位置関係が重要になります。
3.定義域を移動させる。
定義域を「A.軸の左外」「B.軸上・定義域の中央が軸より左」「C.軸上・定義域の中央が軸上」
「D.軸上・定義域の中央が軸より右」「E.軸の右外」と移動させることで、
最大値・最小値の変化を確認します。
何言ってるんだ???????
と思ってます?
大丈夫。
問題を解いていくうちに、少しずつ言っている意味が分かってくるはずです。
それでは実際に問題を解いてみましょう。
【問題】
【考え方】
1.式を平方完成して軸を求め、グラフを記入する。
2.定義域の中央を確認
3.定義域を「A.軸の左外」「B.軸上・定義域の中央が軸より左」「C.軸上・定義域の中央が軸上」「D.軸上・定義域の中央が軸より右」「E.軸の右外」に移動する。
【A】x=a+1で最小
【B】x=2で最小
【C】x=2で最小
【D】x=2で最小
【E】x=aで最小
※ちなみに
【A】x=aで最大
【B】x=aで最大
【C】x=a,a+1で最大
【D】x=a+1で最大
【E】x=a+1で最大
【解答】
意味が分かってきましたか?
分かってきたところで、持っている問題集などで練習してみてください。
By スタッフ01