使う端末、デバイスの選択
オンライン授業をはじめた頃は、講師も生徒もデスクトップPCを使っていました。
机に座って勉強するので、画面が大きい方が良いと考え、デスクトップPCの利用をおすすめしておりました。
ただ、ご家庭によっては、デスクトップは場所的に邪魔なケースもあります。
そのような場合、ノートPCの選択も全く問題なく授業できておりました。
しかし、PCの利用目的が授業のみの場合、パソコンを購入してまでオンライン授業を行うことが、ご予算に合わずオンライン授業を断念するご家庭もございました。
そこで、PCがない場合は、既にお持ちのスマートフォンやタブレットを使って授業することも試してみました。
今では、タブレットでも充分授業を行えております。
スマートフォンでも、できなくはないのですが、高校生くらいの問題になると、字が小さくて分かりづらいです。
なるべく画面が多きいほうが授業を行いやすいと思います。
また、コスパを求めるのであれば、Chromebookなんかもおすすめです。
幣塾では、Skypeを使って授業していますので、とにかくSkypeが使えれば良いということになります。
カメラの選択
映像がきれいである方が見やすいのはもちろんです。
ただ、解像度は1080pでなくても720pでも授業を行えます。
ピントの自動調整機能はなくても大丈夫です。むしろカメラの位置を固定すれば、ピント自動調整機能は無い方がよかったりします。
マイクの機能はカメラについていることが多いのです。性能が高いと遠くの音を拾う能力が高いので、性能はそこまで必要ないです。
PCであれば、モニターの上部についているカメラでは顔しか移すことができません。
授業での最優先目的は、テキストやノートを映すことですので、USBで接続するカメラが必要です。
タブレットであれば、そもそも標準でついているカメラの性能が高いことが多いです。
スマホのカメラは性能が高いですね。カメラで写真を撮ってやり取りする時に便利です。
自分のテキストやノートを映す
自分の手元を映す方法は、初めはカメラスタンドやクリップを使って映していました。
上下左右の角度を自由に調整できる方が良さそうに思いますが、カメラさえ固定してしまえば、位置はそんなに調整しません。
手元を映すことができれば充分です。
位置が決まれば、そんなに位置を変えることはありません。
キッチンストレージやキッチンラックなんかでも良かったりします。
タブレットでしたら、カメラが机を映し、画面が上向きになります。
ノートに書きこみながら、時々タブレットの画面を確認することになります。
授業では勉強がメインになるので、端末はそれを伝える手段として使えればOKです。
とにかくいつもと同じ動作で勉強し、伝える時にテクノロジーを使うのがおすすめです。
実際のテストではまだまだアナログですよね。
ペンで書く速さも意外と重要だったりしますよ。
実際の受験で、タブレットで入力するような時代になれば、それに合わせてアプリの操作の素早さを訓練すればいいのではないでしょうか。
まとめ
思っているより、どんな端末でも授業はできます。
形から入ることにこだわり過ぎず、まずは授業をしてみてはいかがでしょうか。
年間の契約縛りなどはないので安心です。
番外編
ペンタブなんかも使ってみました。
しかし、どうしてもペン先のコントロールがボールペンには劣ります。
手書きノートアプリなどを利用し、画面を複製したり、モニターに映し出して授業したこともあります。
手書きアプリでは、色を変えたりの操作が、アナログのペンには劣ります。
オンライン授業では、何といっても、生徒に同じアプリを使ってもらうことがハードルの1つです。
いつも使っていない生徒には、紙とペンが圧倒的にスムーズです。
やっぱり、紙とペンは便利すぎます!
映像の性能、通信環境が向上した今、それこそ紙とペンを使って、映像さえ共有すればスムーズです。